連帯保証人から外れる方法

連帯保証人になるリスクとして、解除が簡単にできないということを上記で紹介しましたが、全くできないというわけではありません。いくつかの方法が残されていますが、基本的には実現しにくいものや、現状として厳しいものが多いです。連帯保証人になるということは、大きな覚悟を持って引き受ける必要があります。例えば、残されたローンを一括で支払ってしまいますと、連帯保証人としての役割が全て終了しますので、解除が可能となります。また、住宅ローンと同等の担保を用意して、連帯保証人から外れることができます。その他には、リスクがある連帯保証人になってくれる代理を探すのは難しいですが、そのような方法で解除することができます。そして、現実として難しいのは、住宅ローンの借り換えです。住宅ローンの商品が変わることで、今までの住宅ローンの契約が終わりますので、連帯保証人ではなくなります。しかし、実際に審査を通過して新たな住宅ローンを組むことは難しく、金融機関側もリスクが大きい顧客であると認識するでしょう。