住宅ローンが失業で払えなくなった場合の対処法

会社の倒産やリストラによる失業によって、住宅ローンを支払うことが難しくなった場合には、どんな対処法を取れば良いのでしょうか。一つ目はもちろん次の職を見つけることです。倒産やリストラといった会社都合による失業であれば、失業保険は認定後7日間の待機期間を経ることによって失業手当を得ることができます。失業保険でローンの支払いを賄うこともできますし、失業保険を受けることの条件の一つが求職活動を行うことですので、次の職業へ就くまでの繋ぎとして失業手当を活用することも可能です。気を付けなければならないのは住宅ローンが月々の均等払いではなく、ボーナス月にはまとまった金額を支払わなければならないケースで、貯金などが十分にあれば支払えますが、無い場合には支払いが厳しくなります。夫婦で夫だけ働いており、妻が専業主婦である場合などについては妻が勤めに出て共働きをすることも必要かもしれません。また、なかなかできないことだと言われていますが、失業前の生活水準を続けていては失業後は住宅ローンだけでなく生活自体も厳しくなりますので、生活水準を下げることも重要な要素の一つです。