任意売却での注意点
2018.11.29お知らせ
任意売却はあくまでも多重債務者で、借金返済が不可になっている状態で保証会社からの指摘で実施されるのが通常です。したがって信用会社にはしっかり記録が残りますから、これから先最低5~6年はローンを組むことができません。
自己破産も同様に信用調査会社に記録が残りますが、借金返済が免除される代わりに親戚一同に情報が知れ渡る事になります。これを避けるために任意売却を選択する人もいるのです。従って滞納がなければ任意売却はされません。任意売却できなければ競売にかけられる事になります。
債権者としては早く貸したお金を返してほしいわけですから、競売にいち早く着手します。そうして新聞広告や折り込みチラシあるいはインターネットなどあらゆる方法での売り込みにかかりますから、世間にたちまち知れ渡る事になります。
これが可能になるのは滞納後5ヶ月過ぎです。任意売却が手続き可能になるのは競売がスタートする前日までですから、時間の余裕がありません、話し合いがこじれれば結局手続きも遅れますから、失敗に終わる事もあります。任意売却はメリットも大きいのですが、リスクも大きい売り方なのです。これが一般売却との違いになります。