任意売却をするとブラックリストに載るの?
2019.08.27お知らせ
ブラックリストとは、個人信用情報機関に登録される延滞情報のことです。返済が滞った場合における事故情報の通称名です。個別の個人情報信用機関では、事故情報を一覧表示できるリストのようなものはありません。個人信用情報機関は、銀行等、クレジットカード会社、消費者金融等の業態別によって、加盟している情報機関が異なります。それぞれの個人信用情報機関の相互間で、通常の情報が共有されることはありません。しかし、事故情報(ブラック情報)は共有されますので、ある個人信用情報機関に加盟する銀行等の住宅ローンの延滞が発生した場合には、別の個人信用情報機関でそれがわかるということになります。
任意売却をするとブラックリストに載るというわけではなく、厳密にいうと住宅ローンを3ヶ月間滞納することで、延滞情報が登録されることになります。従って、任意売却を行う前の段階で事故情報が登録されることになります。登録される期間は通常5年間・長くて10年間記録が残ります。
事故情報(延滞情報)が登録されている期間は、新規に住宅ローンを組むことはできません。また、新規クレジットカードの発行も原則できなくなります。
住宅ローンを滞納してブラックリストに載ることになっても、自宅を任意売却しなければならない現実は変わりません。新生活を1日でも早くスタートさせるためにも、まずは住宅ローンを滞納した段階で早めに任意売却の専門会社に相談を行うようにしましょう。年齢が若い場合には、事故情報が消えた後に再び住宅ローンを組み不動産を購入することも可能です。早めの行動がカギを握ります。