任意売却を終えた後に残る残債は、基本的に一括でのお支払いもしくは分割での返済が必要となってきます。
任意売却後の残債は、担保される物件を持たない無担保債権となりますので、金融機関や保証会社としては多くの場合、お互いの話し合いにより、分割で少しずつでも支払うか、国で認定を受けた専門の債権回収会社(サービサー)に回収を委託、売却するなどのの方法で返済・回収が行われます。
提供者と和解の為の交渉を何度も行う事で、債務者の生活や収入などの状況を考慮した上での返済計画を作成していきます。
その結果、債務者の負担を減らした金額での分割での返済(例えば月1万円のお支払い等)が可能になります。
場合によっては、大幅な債務圧縮や債務の全額免除が可能になるケースも少なくはありません。